ゆらぎ日和

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ゲームRPGペルソナ

【クリア感想】ペルソナ5 ザ・ロイヤル

ペルソナ5 ザ・ロイヤルをクリアしたので、感想をまとめました。

最初から最後までチョコたっぷりのめちゃくちゃ面白いゲームでした。RPG好きゲーマーなら絶対に通っておくべき一作と言える……!

  • 見たEDと順番
    • ノーマルエンド(無印でのトゥルーエンド)
    • ロイヤル追加バッドエンド (通称丸喜エンド)
    • トゥルーエンド

本記事は当然ながらメインストーリーのすべてのネタバレを含みます。ご注意ください。

戦闘のテンポがいい

RPGは、レベル上げがめんどくさいとか雑魚戦が怠いって印象をお持ちの方が多いと思います。 私はレベル上げは好きですが、ここが苦手でRPGやれないって人もいるのではないかと。

ペルソナ5は戦闘のテンポがサクサク進むため、レベル上げも雑魚戦もまったく苦じゃなかったです。

先制攻撃 → 弱点を突いて1More → バトンタッチでフィニッシュ、という流れで戦えれば1分もかからずに倒せます。爽快。

コープ

なんとか……一周目で全コープMAX達成……! そして仲間の第3段階ペルソナも全員解放できました! まじでギリッギリだったけど……

コープシナリオ、どのキャラも良いシナリオが多くて良かった……

中でも、祐介や双葉のコープは良かったですね。 メインシナリオから地続きで、キャラクターの内面を深く掘り下げてくれて、よりキャラのことを好きになれました。

協力者だと、岩井さんとか政治家の人とかあたりがお気に入り。

また、シナリオだけでなく、コープランクを上げると貰えるコープアビリティのおかげで、日常・ダンジョンともにとても快適で良かったですね。 先制銃ショットとか特に強かったです。

ただ、コープアビリティが強いあまり、アビリティ欲しさに協力者のコープ上げを優先してしまい、スタメン以外の怪盗団メンバーのコープを後回しにしてしまいがちでした……ほんとごめん……😭

UIがおしゃれ

誇張抜きで5億回言われてることだと思うけど、UIがオシャレ。

文字のフォントとか大きさがバラバラなのになんでこんなに読みやすいのかが謎。

赤と黒というコントラストがはっきりした2色を用いているのに、なぜ目がチカチカしないのか、本当に謎。

スクリーンショットを見ただけだと「えぇ〜?言われてるほど見やすくなくない?」と思うかもしれないけど、実際にプレイしてみると印象が変わる。 なんでこんな使いやすいんだ……?

ステータス画面だけじゃなくて全体的にUIがオシャレなので、見ていて楽しい。

以下は病院とミリタリー屋のスクリーンショット。

それぞれ店の雰囲気に合わせてUIの世界観がゴリゴリに作られている。 武見先生(病院)のUIは初めて見た時にオシャレすぎて震えたね……

ペルソナ5のUIのオシャレさについては、かのサークライ氏も動画で語ってます。 ゲーム業界の中でもかなり話題になったそう。そりゃそうだよな。革命的だもん。

メメントスのこれも好きです。

音楽が素晴らしい

自明の理であるため、わざわざ言うことでもない気がしますが……このゲームはとにかく音楽が素晴らしいです。特に、ボーカル付きBGMが好きです。

Life Will Changeはインターネットに住んでいる住民の方なら、一度くらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

有名な曲ですが、流れるシーンもアツい。予告状を出した日のパレス突入時、オタカラを盗みに行くその時に流れるので、気分が最高潮まで盛り上がります。

私はTake Overが好きです。先制戦闘曲。ノリノリになれる。

キャラモーションに強いこだわりを感じる

キャラモーションのひとつひとつが細かいところまでこだわられていて、クリエイター魂を感じました。

特に真ちゃんのモーションが好きです。椅子に座り直す時にスカートをさっと直すやつとか、前髪をちょいって直したりするやつとか。 こういう細かいモーションから、等身大の女子高校生らしさを感じられて良かったです。

アジトやパレスのセーフルームにいる時、各々が好きなことを好きなようにやってたのも好きです。

どこがアジトになっても大体竜二は漫画読んでるな〜とか、杏ちゃんはギャル仕草が多いな〜とか、祐介はまたじゃがりこを食べてるな〜、構図切ってるな〜、とか。

キャラを3Dで動かすとどうしても「3Dで動かしてる」感が出ちゃって、動きが固かったり不自然なところがあったりして、萎えつつもまあ難しいから仕方ないよねぇと諦めていましたが、ペルソナ5ではそういった萎えは一切発生しなかったです。

PQ衣装かわいい。

シナリオについて

良かったところ

最初のヴィランである鴨志田のインパクト

とにかく序盤の掴みが上手い。 カモシダパレス攻略までのストーリーは、ペルソナ5の中で最も勢いがあったパートだと思います。 今思い返しても、ここが一番インパクトあった。

うーん改心って人権的にどうなの? って悩むプレイヤーや怪盗団メンバーを満場一致で改心派にする鴨志田、オメーはヴィランとして完璧だ。

なんか変にリアリティあるのが嫌なんだよね、鴨志田。まじでいそうだもんこういう教師。

マンネリ化してきた中盤、フタバパレスで味変

鴨志田以降は悪役を改心させるというお決まりの流れをこなしていきます。ただ、これが途中で若干マンネリ化してくる。

斑目も金城も「あーこういう悪役ありがちよね」のテンプレど真ん中のキャラクターデザインなので、展開は予測できるし、パレスの味付けが濃すぎて胃もたれする。

斑目まではまだ良いんだけど金城は惰性でやってた。倒さないといけないしな……という義務感。

EDまでずっとこのノリが続くならちょっときついかも〜? と思ってきたタイミングで、フタバパレスが登場。

今での「悪人を改心させる」というテンプレとは全く違う、「救うための改心」。

この味変にはびっくりしましたね。フタバパレスはずっと面白かった。

今までのパレスはパレスの主の悪行がどんどん掘り下げられていくって感じだったけど、フタバパレスは、進めば進むほど双葉の心の中の悲しみを知っていくことになり、絶対に救わなきゃ、という気持ちになりました。

フタバパレスは進めば進むほど悲しくなって……あの気持ちは今でも忘れられないな。BGMも切ない。

双葉の覚醒シーンはお気に入りシーンのひとつです。

中盤で大幅に味変したことで、その後のオクムラパレス(悪人を改心させる)もフレッシュな気持ちでやれました。

また、シナリオ的にもフタバパレスを機にどんどんと物語が進んでいくので、ここがターニングポイントと言えるでしょう。

ノーマルエンドの終わり方が好き

私はロイヤル版で追加されたトゥルーエンドより先に、ノーマルエンド(無印でのトゥルーエンド)を先に見ました。

実はトゥルーエンドよりもノーマルエンドの方が終わり方が好きです。

怪盗団はあくまで義賊ですし、ピカレスクロマンを描き切った本作では、大団円ハッピーエンドにはならない。でも、希望を感じられる爽やかな終わり方でした。

何より、怪盗団の皆で車に乗って出発するという終わり方なのが素晴らしいですね。全員が同じ方向を向いている。きっと彼らの目には希望の未来が映っているのだろうな。

もしノーマルエンドをまだ見たことがない方がいらっしゃったら、是非とも見てほしいですね。

気になったところ

鴨志田以外の悪役がパッとしない

ペルソナ5の良いところは、最初の悪役である鴨志田のインパクトが強いところ。 しかしながら、鴨志田以降の悪役はインパクトが一段どころか二段、三段くらい落ちた印象です。

斑目はまだ良いのですが、金城はカリスマも無く「ドラマなどでありがちな悪役」の枠を出ていません。

奥村父も一般人が想像するブラック企業の社長そのままです。邪悪さなら春ちゃんのフィアンセ(笑)の方が上でした。

獅童も印象が薄いです。あれじゃあもうシドウパレスじゃなくてアケチパレスだよ。

獅童は主人公と因縁があり、バトルでもタイマンパートが存在するほど特別な存在です。

特別な存在のはず、なのですが、直前に出てくる明智の方が因縁的にも存在感的にもビジュアル的にも全て上回っているため、相対的に見て獅童がパッとしなくなる状況になってしまっていました。

獅童が斑目とも金城とも何かしらの関係が……!? 全て獅童のせい!? みたいな匂わせもありましたが、後付け感満載で全くノりきれず。

悪役としてのインパクトが強かったのは鴨志田、明智、丸喜先生の3名ですね。この3人は強烈に脳みそに焼き付いてます。

最初からずっと明智が怪しすぎる

パンケーキどうのこうのの前に、そもそも明智が怪しすぎる。

もちろん私が「コイツ怪しいな?」と最初に思ったのは、パンケーキからです。でもパンケーキがあるのって5月? くらいじゃないですか。序盤も序盤ですよ。

序盤から怪しくて、どんでん返しがあることもなく、そのまま裏切り者なパターンあるんですね……いや、逆にこれはユーザーの期待通りの展開を見せてくれている、ということになるのか……?

もはやコープのアルカナが正義なのも怪しいし。

物語の途中で明智アンチが大量に発生したあたりでは、もしかして明智はシロなのか? とうっすら思ったりもしましたね。あのときは本当に可哀想って思ったんだよ……

屋根ゴミってお前が言い始めたのかよ!

ロイヤル追加エピソードが蛇足のように感じた

先にノーマルエンドを見たからっていうのもあるけど、3学期がちょっと蛇足に感じました。

ロキverの明智が使えたのは嬉しかったけど、シドウパレスで死んでた方がキャラクターとして美しいと思うしなあ……

あと、すみれちゃんが思っていたよりもパッとしなかった。あくまで個人的には、ですが。丸喜先生は光り輝いていたと思うけど、すみれちゃんは……

本当はかすみじゃなくてすみれだった! というドッキリポイントが全盛期で、あとは地味だった。そのあとはフォーカスが丸喜先生に当たるので、仕方ない部分もありますが。

すみれちゃん、自分一人で立ち直るのかと思いきや、普通に立ち直れなかった。怪盗団の皆みたいにブチギレからの覚醒をして欲しかったよ。

全体的に流されがちな子だったな。それがすみれちゃんの本質と言われれば、そうなんだろうけど。

キャラデザも性格も声も可愛くて、ペルソナ5のテーマカラーである赤色が髪色で、怪盗服もジョーカーと並ぶと映えるし、ジョーカーとSHOW TIMEがあるし、ペルソナも覚醒するとアルセーヌ亜種みたいな見た目になってて……

全てにおいてATLASの気合いが感じられるキャラクターだったんだけど、肝心のシナリオがその気合いについて来られなかったなぁ〜〜〜マジで、惜しい。

3学期の要素は総じてファン向けのifストーリーという味わいだった。ドラマCD的な。

間違いなく面白かったけど、必須かというと別にそうでもない感じ。 ヤルダバオト戦でスッキリ終わっておくのが物語としては美しいかな。

特に好きなキャラクター

喜多川祐介

※最推しキャラのため、話が死ぬほど長くなってしまいました。

祐介の第一印象は「下まつ毛が長くて良い」「こういうタイプのcv杉田智和珍しいな」でした。

祐介みたいなシンプルイケメンキャラを杉田が演じるのって珍しいイメージがあります。

まあ……祐介は変人ですが……

でも、一般的にイメージするcv杉田智和のキャラよりは声のトーンがずっと落ち着いてるし、ギャップがあります。

杉田はネタ枠みたいなイメージついちゃってますが、演技派です。本気の演技がマジで好きなんです。

私が人生レベルで好きなゲームである「スーパーダンガンロンパ2」というゲームには田中眼蛇夢というcv杉田のキャラがいるのですが、彼のとあるシーンでの演技が本当に素晴らしくてですねぇ……魂が震えるんですよ……

何が言いたいかというと、cv杉田智和のキャラだからといって「ネタキャラかぁ」と雑に評価するのをやめて欲しいってことですね。

祐介の話に戻りますが、祐介は杉田にしては珍しく落ち着いたトーンで色気のある声をしています。マジで珍しいです。「こういう系の杉田の声たまんねえや!」とプレイ中ずっと思ってました。

でもさすが杉田智和氏、祐介の変人ムーブもきちんと演技できています。杉田の演技のおかげで明確に祐介に命が宿ってる。ありがてえ。

でも一番好きな演技はやはり感情を吐露する場面。祐介がペルソナを覚醒するシーンはペルソナ5の中でもトップクラスで好きです。

絶景かな…
まがい物とて、こうも並べば壮観至極…
悪の花は栄えども…醜悪、俗悪は滅びる定め…!

ガチでかっこいい。

怒りだけではなく、苦しみの中にある悲しみ、憎しみを捨てきれぬ痛みなど、祐介の斑目に対する複雑な感情をうまく演技できていました。演技が上手いから、より感情移入しちゃって……

さて、祐介の声についてざっくり語ったので、今度は内面について語りたいと思います(まだ続くのこれ?)

私は祐介コミュ10をプレイした時、祐介のことを、本当に心が綺麗な人だと思いました。

正直、コミュ10で泣きました。

私はプレイ中ずっと、祐介に対して罪悪感がありました。怪盗団の活動および悪人の「改心」を通して、救われる人の方が基本的には多いです。 ですが祐介は、「改心」で文字通り人生がガラッと変えられてしまった人です。

そもそも天涯孤独です。それなのに、唯一の育ての親であり師でもある斑目から絵画を盗作され、搾取されて続けてたという、エゲつない経歴を持ちます。

そして、「改心」の影響で斑目は塀の中へ行き、祐介は今度こそ家族と呼べる人も家も無くしました。

祐介の貧乏エピソードは、ギャグ描写として出てくるので、クスッとできるんですが、ふと我に返ると笑えないなぁ……って思っちゃうんですよ。

彼はまだ未成年なのに、本当に頼れる大人が居なくなってしまったんだなと。

(まあ、本人の興味が出たものに対する散財癖が無くなれば、もう少し金銭に余裕が出るとは思うんですが、彼は芸術家ですから、そこは許してあげたい)

たまに、斑目の改心は本当に正しかったのかどうか、悩みました。

祐介が斑目のことをうっかり「先生」と呼ぶたび、胸が締め付けられるように苦しかったし、改心という手段を取らずとも、何か他の方法があったのではないか? と思わずにはいられませんでした。

ですが、祐介のコープ10で、そんなくだらない考えは全部吹き飛んでしまいました。

怪盗団の活動を通して、祐介はたくさんの人間の悪意を見てきたはずです。

育ての親である斑目はもちろん、パレスの主や、メメントスの依頼で出てきた人たち、そして、好き勝手なことを言い放題の民衆たち……その他、たくさんの人々の悪意を、です。

そんな悪意にさらされると、「やっぱ人間ってカスだわ」という感想になると思います。 実際、私はプレイ中そんな感じでした。まあ人間だし、仕方ないよね……と諦めていたのが事実です。

しかし祐介は違いました。人間には深い欲望や強い悪意がある。その上で、彼は「人間の心にある光」に焦点を当てて、絵を完成させたんです。

彼は、人間の心の優しい部分にこそ希望を見出したんですね。

真っ黒で、ドロドロと歪み渦巻く欲望の中心から、眩いばかりの光が差し込む。 彼は、誰しも心には光と闇があるという解答を出し、そしてその光にこそ希望があると言ったのです。

もうね、泣いちゃうよ……

自分に優しかった斑目。自分の絵を盗作した斑目。絵のことを熱心に指導してくれた斑目。母のことを見殺しにした斑目。

どちらも真実で、そのどちらもを受け止めた。祐介は私が思っているより強く、優しく、心が綺麗な人でした。

祐介が、怪盗団が斑目を「改心」させて祐介をあばら屋から連れ出したことを「一生の宝だ」と言ってくれた時、もう本当に嬉しくて嬉しくて……その言葉で私がどれだけ救われたか……

祐介が好きすぎて、これから先、祐介の人生には美しいもの以外現れないでくれ! とまで思っている。 けれど、たとえどんな醜いものが現れたとしても、祐介はその闇からも光を見出して、美しいって言ってくれるんだろうなと思うと……思うと……

オタク、号泣。

祐介は奇人変人だの変態だの言われてますし、実際変人なんですが、ありとあらゆるものに真っ直ぐで嘘がなくて、絵を描くことにストイックで、優しくて……そこが魅力だなと思います。

空気が読めないのは愛嬌よ、愛嬌。空気は読めないけど心の機敏から生まれる美は読み取れるから……まあそれはそれで変だけど。

また、祐介はギャグ要因として強いところも好きです。日常にささやかな笑いを提供してくれます。ダブル伊勢海老とか。貧乏キャラ特有のギャグとか。図々しいところとか。そこが愛らしいですよね。

えー、話が長いですね。そろそろ終えなければならないと思うので、最後にビジュアルの話をします。

まず下まつ毛が長い。これは高評価です。

二次元の男性キャラにわざわざまつ毛が描かれている、しかも下まつ毛。これははっきりと「美形である」ことを伝えています。ありがてえ。下まつ毛が長いイケメンは国宝だからよ、護らなければ……我々が(誰?)

おそらく祐介は母親似だと思うのですが、男性的でありながらも儚さがあり、細身でありながらがっしりとしており……という絶妙なバランスが、「母親似の美少年」を美しく描き切っており、キャラクターデザインの素晴らしさに感嘆するしかありません。

次に、細すぎる。なんなんだこの細さは。貧乏で金欠だから食べられてないにしても、それだけじゃ誤魔化せないレベルの細さですよ。身長が高くてすらっとしてるから余計に細さが際立つ。

これが今流行りの「うすほそ」ですか?

身長高すぎない?

そして最後に。

狐かわよ。

佐倉双葉

双葉はプレイ前から気になっていたキャラでした。なんてったってビジュアルが一番好きだ。可愛い。

ハッカーキャラなのは知ってたけど、ここまで重い過去があるなんて思わなかった。本当に、辛い。

双葉は女性キャラで一番好きなキャラクターだけど、恋人にはしませんでした。

俺(主人公)は双葉のお兄ちゃんポジでいたい。

もし、もしですよ? もし仮に、双葉と恋人になる日が来たとして。 俺(主人公)がOK! って言うのは少なくとも数年後にしたい。

双葉はトラウマから引きこもって、極度に他人を怖がるようになってしまった。コープを通じて少しずつ改善されてきたけど、まだまだ双葉の見ている世界の範囲は狭いままです。

だから、まずは双葉には、高校でいろんな人たちといろんなことを経験して欲しい。 双葉の頭の良さだと勉強で得られるものは何もないかもしれないけど、その分人と人との関わりをたくさん学んで欲しい。

そして、コンピュータ上の世界ではない、たくさんの世界を知った上で、俺(主人公)が好きだと言ってくれるなら……俺、双葉を一生かけて護るよ(号泣)

恋人にならなくてもお兄ちゃんとしてあらゆる敵から護りきる所存。

お兄ちゃんは双葉に変な虫が寄りつかないようにしっかり目を光らせます。

奥村春

恋人にしたのは春ちゃんでした。

俺が……あのカスみたいなフィアンセから……春ちゃんを……護るッ!

ちなみに、又掛けはしていません。 私は純愛こそ至高だと思っており、純愛にこそ絶対的な価値があると考えているので、ゲームシステム的に可能だと言われようが絶対にやらない派です。

プレイスタイルは人それぞれよ。

春ちゃんは加入時期が遅く、他のメンバーに比べると活躍は多くないですが、オクムラパレスでの覚醒がとてもカッコよかったですね。

ちなみに、怪盗服は春ちゃんのものが一番好きです。

女の子に露出させたり、体のラインぴちぴちの服を着せたりしたい気持ちは否定しませんが、私としてはやはり女の子には可愛く着飾っていて欲しいのですわ……

その点、春ちゃんは服装も可愛く、怪盗らしさも満点で、素晴らしい衣装だと思います。

総攻撃フィニッシュの一枚目も神!

箱入りお嬢様なのにペルソナはパワー(銃撃)系だし、武器はデッカい斧だしでギャップも良。物理耐性はあるけど銃撃耐性はないみたいな敵が多かったので、春ちゃんは大活躍でした。 念動も強いし。

10代の女の子が到底背負えるものではないデカさの家を突然継がされて、本当に可哀想。でも、春ちゃんならきっとやっていける気がする。

春ちゃんの夢(喫茶店経営)、叶うと良いなあ。いや、絶対叶ってくれ〜。

さすがにこのキャラについては話そう

明智吾郎

明智はねぇ〜さすがねペルソナ5やる前から知ってました。一番名前を見たと思う。

正直顔と声は好きです。 ミリしらの状態でビジュアルだけ見せられて、誰が好きになりそう? って聞かれたら明智って答えると思う。

実際プレイしてみて思ったのは、明智は好きな人はとことん好きだけど、嫌いな人はまじで嫌いそうだな……ってこと。

私は……明智は好きだけど苦手、って感じです。微妙な感情。

確かに過去は可哀想ですが、可哀想な過去があって、その復讐のためなら他人の家族を巻き添えで殺しても良いってことにはならないので、その話を聞いたところで悲しくはならなかった。ただただ哀れだなと。

前述した通り私は双葉と春ちゃんが好きだったこともあり、この二人の気持ちを考えたら到底許す気が起きませんでした。

でも怪盗団の皆は優しかったから、明智に優しく声をかけててさぁ……私に人の心がなかっただけ、ってこと!?

3学期の明智は好きだけど、どこまで信じて良いのか謎。

丸喜先生が生み出した認知上の存在だから、言ってしまえば理想のお人形みたいなもんで……俺(主人公)が考える理想のライバル明智が具現化されてただけで、実際の明智はあんな感じじゃない可能性もある。

死者は生き返らないし、丸喜先生も死者を蘇生させられるわけじゃない。だから明智がシドウパレスで死んだって事実は変わらないし、そうなると3学期の明智は……

でも、トゥルーエンドの最後では明智っぽい姿が見えたから、ロイヤルルートでは実は生きてるとかなのかな。

明智は死んでこそ完成されるキャラクターだと思うので、やはりシドウパレスで最期を迎えるのが良いと思う。ロイヤルルートの明智はあくまでIf。

4の真犯人(ネタバレ回避のため名前は伏せます)と比べてなぜ明智に好感が持てないのか、ずっと考えてる。どっちもやったことがカスなことに変わりはないんだけど。

たぶん4の真犯人の方が徹底してヴィランだからかなぁ。同情する余地が一切ないのに、ちょっと理解できる部分もある、みたいな絶妙なバランス。

明智は悲しき過去が投入されて「さあ、同情してくれ!」ってストーリーの展開になったので、気持ちが入っていかなかった。いや人めっちゃ殺してますやん! ってなっちゃって。

でも嫌いってわけじゃない。難しいなこのキャラ。

ペルソナはロビンフッドもロキもどっちもすき。

猫被り探偵王子モードを崩さぬまま、腹黒い系のキャラだったらめっちゃ好きだったな……

そういえば思い出しましたが、私は明智が裏切り者だったことよりも、「探偵」の部分が大嘘だったことにショックを受けました。

事件解決も全部自作自演かよ、と……これを知った瞬間めちゃくちゃ失望したのを覚えてます。探偵という肩書きを名乗る以上、それなりの覚悟と誇りを持っていると信じていたのですが。

せめて探偵の部分だけでも本当だったらなぁ。3学期の明智を見る限り頭がキレそうだし、自力で解決できないこともないと思うのに。

丸喜拓人

善人。良い人。めっちゃ優しい。他人の心の痛みが分かる人。

でも、優しくて善良な人は罪を犯さないなんて幻想は存在しないのだよ、と教えてくれた人。

丸喜先生みたいなタイプの敵キャラは珍しい。「敵って言いたくねぇ〜」って気持ちになる。

でも正義のヒーローではないことは確か。どちらかというと正義の押し付けマン。

皆を辛い現実から救うために……というのが彼の大義名分だったけれど、実のところ一番救われたくて辛い現実から逃げたかったのは丸喜先生自身だった。

だってそうでしょう。研究は後一歩のところで潰され、恋人は家族を失って心を壊し自分を見てくれなくなった、そんな辛い現実を誰よりも受け入れられなかったのが、丸喜先生。

だから逃げた。救済という行為に。

他者に対して「逃げてもいい」と優しく語りかけることで、自分が現実から逃げていることを正当化する高等テクニック。 でもそこがとても人間らしいよね。

他者に自分の考える幸福を押し付ける行為は正義とはとても呼べません。 だから丸喜先生の救済はエゴでしかない。

他者を救うという行為を通して、「恋人を救えず、研究も完成させられず、何ひとつ成し遂げることができなかった自分」を間接的に救っている。

そうすることでしか丸喜先生は逃げられなかったし、現実に逃げる先が無かったので、別の理想郷を作るしか無かった。

丸喜先生のパレスの最終盤のステージで、恋人の像が乱立していたのが印象的です。彼の歪みの根源が恋人なんですね。

丸喜先生の他者を救いたいという気持ちは紛れもなく本物ですが、彼の正義の出発点は恋人です。 本当は誰よりも恋人を救いたかったのです。でも救えなかった。

だからある意味代替品として民衆を救っている。そうすることで自分の心の傷を癒しているんだと思います。

だから、丸喜先生の考える幸福を否定されると、痛い。

きっと図星なんですよ。本当は丸喜先生自身もこれが正しくないって薄ら分かってる。

でも、どうしようもない。

だって他でもない彼自身が現実に戻りたくなくて仕方がないんです。だからこそ生み出した仮初の幸福な世界を押し付けてくる。これを拒否されたら、自分もあの辛く苦しい現実に戻らなければならないから。

大層な演出と壮大なパレス、何度も形態変化するボス戦。

でも最終的にはジョーカーとの泥臭い殴り合いになったところが、VS丸喜先生戦の本質ですよね。小綺麗な理想で装飾していたけれども、本当はただ自分が辛くて、苦しくて、逃げたくて、泣き喚きたかっただけという。

まあ、どこまでも人間らしい人ですよね、丸喜先生は。人間らしくみっともなくて、そして人間らしいからこそ優しい。

EDではタクシー運転手に転職していた丸喜先生。セカンドライフを送る先生の姿が見れて嬉しかったです。

現実ってのはどうしようもないし辛いし苦しいしやり直すこともできないクソゲーですが、それでも前を向いて生き続けなければならない。

丸喜先生は怪盗団との戦いを経て、ようやく自分の人生と向き合うことができたんだと思います。

まとめ:これ10年前のゲームってマジかよ

↑俺の考えた最強のベストマッチ衣装

ペルソナ5(無印)は10年前のゲームらしいです。こんなに面白くてスタイリッシュなゲームが10年前!? 今年出たゲームと言われても違和感がない。

ゲームシステムもビジュアルも音楽もシナリオも、全てが高水準で、その上でそれぞれが化学反応を起こしているため、相乗効果で「えげつないくらい面白いゲーム」になっている。

RPGが好きなら絶対にやっておくべき一作と言えると思います。

欠点は、プレイ時間がめちゃくちゃ持っていかれるという点しかない。初見だと絶対100時間は超えると思う。

私は多分140時間くらいかなぁ……(ノーマルエンドを見た後にトゥルーエンドを見たので、パレス1つを丸々やり直すことになり、その分プレイ時間が増えました)

ペルソナ気になってるけど手を出せてないな〜、という人にはマジでオススメできます。

あと猫が好きな人には特にオススメ。モルガナがずっと可愛いので。

©ATLUS ©SEGA

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